ますたぁしりんだぁもついでに・・・

さて・・・悪夢みたいな出張から帰ってきました(^^;
なお、新幹線での移動でしたが車内や宿泊先でキャリパーオーバーホールできるくらいには時間を持て余していました(笑)

改めて・・・ですが、ブレーキ関連をリフレッシュするので、ついでにマスターシリンダーもオーバーホールしたいと思います。
画像の黄色い○のナットを緩めます。

(※作業日 2023年11月3日)
こちらの黄色い○のナットを緩めます(計2箇所、どちらも12mm)
あと黄色い指印のブレーキ配管も緩めます(10mm、フレアナットレンチでね♪)

あと画像ではもう外れてますが黄色い○の左側のカプラーも外しておきます。
そうすることで外すことができます。

※注意
ブレーキ配管の下には画像のようにペーパーウエス等、敷いておくことを推奨します。
配管内に溜まったブレーキフルードが出てくる恐れがあり、塗装面に付着すると塗装面を侵します。
ワイヤーブラシや使い古した歯ブラシ等で表面を根気よく清掃します(・ω・)ノ
マスターシリンダー付け根のキャップ?のツメをコジって起こします♪
こんな感じで。
キャップ?を外すとこんな感じで中身を出すことができます。
中身を出したのも束の間、それで終わりではなく奥に第二弾が待ち構えてます(笑)
全摘出♪
全体を清掃し、天日干し♪
さて、ここで登場するのは日産純正オーバーホールキットです。
僕の車は平成4年式後期タイプMのABS無し車両です。
気になる?パーツナンバーはD6011-49L27ですが、年式などによってトキコ製かナブコ製か変わります。
自分の車体についているものをしっかり確認したうえで作業を行ってくださいね・・・
内部の腐食は見られず・・・
画像真ん中あたりの小さな穴からブレーキフルードが出たり入ったりするんだなと構造をまじまじと見てみる・・・
今回も登場するワコーズの高級グリス(笑)
そしてお約束?の新旧比較。
こちらは車体に対して前方側につく方のピストンです。

※上が新、下が旧ですが、スプリングのピッチと巻き方向が変わってますね。
こちらは車体に対してに後方側つく方のピストンです。

※上が新、下が旧ですが、こちらは巻き方向は同じですがピッチが変わってますね。
ピストンにはあらかじめ潤滑されてはいましたが、念のためワコーズの高級グリスを薄〜く塗ってマスターに組み込んで・・・
オーバーホールキットについてくるキャップを被せ・・・
しっかりと押さえます。
キャップの爪部は2か所ありますが片側は元々カシメてあります。
もう片側はカシメてないので・・・
貫通マイナスドライバー等を用いてドツいてカシメます(笑)
はい、あっけなくオーバーホール完了(^^;
マスターにそもそもついているメッシュとキャップも戻して・・・
車体に取り付けます。
マスター自体のエア抜きができないのでとりあえず配管は仮組状態です。
マスター自体は12mmのナット2か所で車体に固定されているので元通り復元します。
エア抜きはまた後日行います(^^;
とりあえず今日はここまで・・・
おまけ

クリア塗装まで完了したブレーキキャリパー・・・
今回の作業で個人的に一番だるかったのは



・・・そうマスキング(笑)
ブリーダープラグが着くところもわざわざマスキングテープを丸く切ってマスキングしたり・・・
キャリパーのピストン部分もピストン周りの貼りにくいところからマスキングテープをまずグルっと一周貼って・・・
こんな感じでその上からピストンと同じぐらいの径でマスキングテープで丸ーいマスクを作って・・・
塗ることによってこんな感じにあたかも純正のような塗り分けができます。

でもこんなところ誰が見るんだ?という事もあるので完璧主義者以外はざっくりなマスキングで大丈夫だと思います(笑)